研究課題
基盤研究(C)
10株以上のブルーリ潰瘍原因菌菌株について、次世代シークエンサー(NGS)を用いて全ゲノム核酸解析を行ってきた。分離菌は地域差があり、分離地域ごとに類似した菌種が固まっていることを見出した。8株のメチル化について、NGSを用いて解析を行った。アフリカ株とアジア株で全ゲノム領域において、メチル化の程度が異なることが示唆された。我々はマウスへの感染実験において、病原性が異なることを示しているが、この原因にメチル化の程度が関与している可能性を考え、より多くの菌株のメチル化解析を行なったところ、アフリカ株集団とアジア株集団での相違が明確化されたので、成果を論文としてまとめて発表する予定とした。
アフリカ株とアジア株が異なることが示されつつあり、ブルーリ海洋に対する対策にも地域差を考慮する必要があることが示唆されつつあり、国際的疫学研究にもインパクトのある成果となりつつある。
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すべて 雑誌論文 (18件) (うち国際共著 3件、 査読あり 18件、 オープンアクセス 16件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件)
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