研究課題/領域番号 |
18K08323
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
|
研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
三浦 康生 藤田医科大学, 医学部, 教授 (70605146)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 造血器腫瘍 / 間葉系間質細胞 / 間質細胞 / リンパ腫 / 腫瘍微小環境 / 間葉系幹細胞 / 抗がん剤抵抗性 |
研究成果の概要 |
リンパ腫病変の主座となるリンパ節組織には様々な免疫系細胞が存在している.本研究では,リンパ節組織に制御性免疫細胞と認識される間葉系間質細胞が存在し,骨髄間葉系間質細胞と異なる生物学的特性を有していることを,細胞培養と免疫表現解析法や遺伝子発現解析を組み合わせて明らかにした.さらに,薬物で刺激することで,間葉系間質細胞のリンパ腫細胞の増殖支持能を抑制することを示した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
悪性腫瘍であるリンパ腫において腫瘍微小環境を標的とした薬物治療が有効であることの概念実証を示したことに学術的意義がある.わが国のガン統計によると,リンパ腫死亡者数は年間1万人以上で増加の一途をたどっており,薬物療法の基盤開発を通したがん対策の観点から社会的意義がある.
|