研究課題/領域番号 |
18K08378
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
浜口 功 国立感染症研究所, 血液・安全性研究部, 部長 (90348780)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | HTLV-1 / STLV-1 / 水平感染 / 胎盤感染 / マウスモデル / in situ hybridization法 / PVL / ヒト化マウス / In situ hybridization / in situ hybridization / 潜伏感染 |
研究成果の概要 |
これまでにヒト血液細胞を保持するHTLV-1キャリアマウスモデルを確立した。 また次世代のin situ hybridization法により、感染マウスのリンパ系組織においてウイルスRNAのシグナルが検出した。 胎盤内の栄養膜細胞がHTLV-1に感染することを確認し、この細胞をヒト化マウスの腹腔内に投与したところ、マウス生体で感染が成立したことから、栄養膜細胞がウイルスリザーバーや感染源となりうることが示唆された。 さらにSTLV-1感染ニホンザルの子宮や膣にウイルスRNA陽性細胞が存在したことから、STLV-1感染ニホンザルは水平感染様式解明のための動物モデルとして有用であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新しい解析技術を開発し、HTLV-1感染細胞が臓器のどの部分に存在するかを明らかにできた。HTLV-1水平感染や胎盤感染など、これから感染対策が行われる状況において、有用な成果につながった
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