研究課題/領域番号 |
18K08383
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
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研究機関 | 千葉県がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
井上 祐三朗 千葉県がんセンター(研究所), がん治療開発グループ がん遺伝創薬研究室, 主任医長 (00456063)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 全身型若年性特発性関節炎 / microRNA / プロテオーム / プロテアソーム |
研究成果の概要 |
本研究では、全身型若年性特発性関節炎(systemic juvenile idiopathic arthritis:sJIA)患者の血清miRNA解析とプロテオーム解析により、sJIAの疾患活動性マーカーの確立と病態解明を目的とした。miRNA解析では、hsa-miR-451a, hsa-miR-1290, hsa-miR-1246, hsa-miR-6131が一般的な疾患活動性マーカーでは反映されない高疾患活動性に関わることが示唆された。プロテオーム解析では、sJIAの血清中の158タンパク質が活動期およびMAS合併において有意な発現増加を認め、新たな血清バイオマーカー候補と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかとなったsJIAの新たな疾患活動性バイオマーカー(miRNAおよびタンパク)が臨床応用されれば、sJIAの疾患活動性を正しく評価することが可能となり、適切な治療の提供が可能となることが期待される。また、miRNAおよびタンパクの機能解析により、sJIAの病態解明と新たな治療標的の探索が可能となることが期待される。
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