研究課題/領域番号 |
18K08387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
三枝 淳 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (20514970)
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研究分担者 |
森信 暁雄 神戸大学, 医学研究科, 准教授 (10294216)
河野 誠司 神戸大学, 医学部附属病院, 特命教授 (20351512)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 関節リウマチ / グルタミン代謝 / オートファジー / クロロキン / マウス関節炎モデル / 代謝 / グルタミノリシス / ラパマイシン / 自己免疫疾患 / 全身性自己免疫疾患 |
研究成果の概要 |
グルタミン代謝阻害薬6-ジアゾ-5-オキソ-L-ノルロイシン(DON)およびmTOR阻害薬ラパマイシンはT細胞の増殖を抑制した。また、両者の併用は単剤の場合と比較して有意に強い増殖抑制効果を示した。DONおよびラパマイシンは、Th17細胞分化を抑制した。DONは骨髄細胞の樹状細胞およびマクロファージへの分化を抑制し、骨髄由来抑制細胞(MDSC)への分化を促進した。 さらに、両薬剤のマウス関節炎抑制効果について検討した。その結果、DONとラパマイシンの併用により、相加的にマウス関節炎が抑制されることを証明した。その効果はリンパ球への影響が主体であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
関節リウマチの病態には細胞内代謝異常が関わっており、グルタミン代謝阻害薬とmTOR阻害薬の併用療法は関節リウマチの新規治療法になり得ると考えられた。
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