研究課題/領域番号 |
18K08396
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
山岡 邦宏 北里大学, 医学部, 教授 (20425317)
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研究分担者 |
竹内 勤 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (50179610)
吉本 桂子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 研究員 (20383292)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 関節リウマチ / MS4A4A / 単球 / 末梢血 / ノックアウトマウス / フローサイトメトリー |
研究成果の概要 |
関節リウマチの治療は飛躍的に発展し、関節の破壊が全く進行しない寛解状態に導入することが可能となったが、未だ十分な治療効果が得られない症例も多い。本研究では、単球に発現し関節リウマチの疾患活動性と相関する細胞表面分子MS4A4Aに着目した。MS4A4Aの機能は未知であり、単球系細胞株でのMS4A4A発現誘導につき検討を行い、抗炎症作用を有するM2マクロファージでの発現亢進が明らかとなった。また、今後の生体内における機能を明らかとするためにMS4A4Aflox/floxマウスを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で着目したMS4A4Aは単球に発現しており、関節リウマチの活動性と相関することからその機能を明らかにすることで、新たな治療戦略の開発を可能とする研究である。本研究結果は、抗炎症作用にMS4A4Aが関与することを示唆している。コンディショナルノックアウトマウス作成に向けたfloxマウスを作成できたことから、生体内でのMS4A4Aの機能解析が可能となった。
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