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関節リウマチにおけるエクソソームの病態への関与の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K08407
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

中町 祐司  神戸大学, 医学部, 再雇用職員 (80379429)

研究分担者 河野 誠司  神戸大学, 医学部附属病院, 特命教授 (20351512)
三枝 淳  神戸大学, 医学部附属病院, 准教授 (20514970)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード関節リウマチ / エクソソーム / 滑膜細胞 / マイクロRNA
研究成果の概要

関節リウマチの病態にはマクロファージの遊走が関与している。マイクロRNA-124はラットアジュバンド関節炎モデルにおいて関節炎を抑制するが、詳細な機序は不明である。
関節リウマチ滑膜細胞、変形性関節炎滑膜細胞、マイクロRNA-124高発現関節リウマチ滑膜細胞から分泌されるエクソソームを用いて検討した。その結果、関節リウマチ滑膜細胞から分泌されるエクソソームはマクロファージの遊走を促進し、マイクロRNA-124高発現滑膜細胞から分泌されるエクソソームはこれを抑制した。このことから、マイクロRNA-124による関節炎抑制の一因はエクソソームによるマイクロファージ遊走の抑制が考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

関節リウマチは関節滑膜へのマクロファージなどの炎症細胞の浸潤および滑膜細胞の増殖をともなう原因不明の自己免疫疾患である。
エクソソームは細胞間コミュニケーション物質として注目されているが、関節リウマチの病態におけるエクソソームの役割は不明な点も多い。
関節リウマチ滑膜細胞から分泌されるエクソソームがマクロファージの遊走を促進することは新たに知見であり、今後、関節リウマチの新たに治療法や診断法の開発につながる可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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