研究課題/領域番号 |
18K08427
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54030:感染症内科学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
市村 宏 金沢大学, 医学系, 教授 (10264756)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | HPV / 男性 / 感染率 / クリアランス / 口腔 / 性器 / 罹患率 / 性感染症 / 男性HPV感染 / ベトナム / STI / Men / Vietnam / Concordance / 男性HPV感染症 / 追跡調査 |
研究成果の概要 |
我々は以前、男性の性感染症(STI)患者において、口腔内のヒトパピローマウイルス(HPV)感染率は性器よりも有意に低く、これら2つの部位間のHPV遺伝子型の一致率は低いことを報告した。 本縦断的研究では、ベトナム人男性STI患者164 名の口腔内、陰茎、尿道、尿などの性器におけるHPV感染の罹患率とクリアランスを調査した。男性STI患者のHPV感染率が性器よりも口腔で高いのは、そのクリアランスが性器よりも口腔内で早いためと考えられた。また、HPV感染はこの2つの部位で独立している可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ベトナム人男性の性感染症(STI)患者を経時的に追跡調査し(中央値、14.6か月)、口腔内および陰茎、尿道、尿などの性器におけるHPV感染の発生率およびクリアランス、そしてそのリスク要因を調べた。 HPVのクリアランスが早いことが口腔内でのHPV感染率が性器よりも低い原因であること、また、口腔と性器では、HPVの感染がそれぞれ別々に起こっていることがわかった。今後、男性におけるHPV感染予防対策を立案するための基礎データとなる。
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