研究課題/領域番号 |
18K08431
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54030:感染症内科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
元岡 大祐 大阪大学, 微生物病研究所, 助教 (10636830)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | メタゲノム |
研究成果の概要 |
本研究は、メタゲノム解析法により原因不明疾患の患者の臨床検体から網羅的かつ迅速な病原体の検出・同定を行い、感染症の原因を解明することを目的とする。しかし、臨床検体中に含まれる病原体由来の核酸は、極微量であり、検出感度向上、低コスト化や解析の高速化が課題である。そのため本研究では、臨床検体中における病原体の濃縮法、微量核酸に対応したライブラリ調製法、データ解析手法の開発に取り組み、感度向上を達成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新興・再興感染症は、いつどこで発生するか予想することは難しく、発生した場合に早期に診断、治療を行う体制をいかに構築するかが重要である。その対策として、網羅的に病原体を探索できるメタゲノム解析法(クリニカルメタゲノミクス)は病原体に関する前情報が不要であり有用である。本研究では、ウイルス検出の効率化に取り組み1000倍以上の検出感度向上に成功し、網羅的な病原体探索法の臨床応用にとって有用な成果が得られた。
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