• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

サイトメガロウイルスの感染細胞指向性をエピジェネティックに型判別する方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K08441
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54030:感染症内科学関連
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

石岡 賢  福島県立医科大学, 医学部, 講師 (50305356)

研究分担者 生田 和史  東北医科薬科大学, 医学部, 准教授 (60512184)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードサイトメガロウイルス / 細胞指向性 / トロピズム / メチル化 / エピジェネティクス / bi-sulfate / エピジェネティック / ヒトサイトメガロウイルス / 臨床分離株 / 病原性
研究成果の概要

先天性サイトメガロウイルス感染児の尿から分離された細胞指向性(トロピズム)の異なる2組4株のトロピズムの異なる臨床分離株についてbi-sulfate法を用いた次世代シークエンサーによる全ゲノムメチル化解析を試みた。トロピズムの異なる株間には塩基配列に違いが見られないにも関わらず、21の遺伝子に有意にメチル化に差が見られた。また、4株間のメチル化の系統樹解析でトロピズムの同じ株同士が近縁の位置にあることが明らかとなった。メチル化に差が見られた遺伝子産物がトロピズムに関与するかどうか検証中である

研究成果の学術的意義や社会的意義

サイトメガロウイルスは複数の細胞種に感染することで多様な感染症を引き起こす。そのため、トロピズムの変化の機構を理解することは本ウイルスによる感染症の病態生理を解明する鍵になると考えられる。業室株において、本ウイルスのエピジェネティックな変化が潜伏感染に関与するという報告はあるが、臨床分離株を用いたエピジェネティックな研究は本研究が初めてである。本研究でメチル化の違いによってトロピズムが変化することが示唆されたことは、将来的に感染者が持つウイルスのメチル化の状態を知ることでどのような感染症を起こし得るかを予測することが可能になると思われる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi