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ヘルペスウィルス再活性化による抗腫瘍効果の機序とその最適化点の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K08459
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54030:感染症内科学関連
研究機関獨協医科大学

研究代表者

瀬尾 幸子  獨協医科大学, 医学部, 准教授 (60401121)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードヘルペスウィルス / 再活性化 / 造血幹細胞移植 / ウィルス感染症
研究成果の概要

造血幹細胞移植後患者の血液を用いて様々なサイトカインの測定を行い、ヒトヘルペスウィルスの1つであるヒトヘルペスウィルス6の再活性化直前にST2(Stimulation 2)とLYVE-1(Lymphocyte vessel endothelial receptor 1)が有意に上昇することを明らかにした。
また、低ウィルス量での再活性化症例は、再活性化しなかった症例に比べて生存率が高いことが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

造血幹細胞移植後のヘルペスウィルス再活性化は、時に致死的なウィルス感染症を引き起こす一方で、抗腫瘍効果があることが知られている。本研究により同定されたサイトカインは、ウィルス再活性化による抗腫瘍効果の機序解明の糸口となり得る。またこれまでの医療は、移植後ウィルス再活性化を抑制することに主眼が置かれていたが、むしろ適度なウィルス再活性化が造血幹細胞移植後の予後を改善しうるという本研究結果は、ウィルス再活性化コントロールの異なるあり方を示した。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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