研究課題/領域番号 |
18K08463
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
柴田 宏 群馬大学, 生体調節研究所, 准教授 (20235584)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | インスリン作用 / グルコーストランスポーター / 活性酸素 / 脂肪細胞 / NADPHオキシダーゼ / 小胞輸送 / タンパク質寿命 / タンパク寿命 / インスリン / GLUT4 / 過酸化水素 |
研究成果の概要 |
インスリンによるH2O2産生亢進メカニズムを明らかにすることは,脂肪細胞および骨格筋におけるインスリン抵抗性の発現メカニズム,を始めとする様々な生活習慣病の病態を解明する上で非常に重要であると考えられる。本研究においては,インスリンによるH2O2産生亢進メカニズムに関して,Nox4活性の調節およびNADPH産生の調節という2つの面から検討した。結果として,ERに局在するNox4がインスリンによる翻訳後修飾を介してカベオリンと結合して細胞膜に近接すること,またインスリンがNADPH産生を亢進することを明らかにした。これら2つのメカニズムの関連性に関しては,今後さらに検討を加える必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インスリンによるH2O2産生亢進メカニズムを明らかにすることは,脂肪細胞および骨格筋におけるインスリン抵抗性の発現メカニズム,を始めとする様々な生活習慣病の病態を解明する上で非常に重要であると考えられる。また細胞生物学およびシグナル伝達機構の領域においても,新たなインスリンシグナルによる細胞機能の調節機構を提示する可能性がある。
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