研究課題/領域番号 |
18K08467
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高瀬 暁 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80508094)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | hypertriglyceridemia / APOC2 / 脂質異常症 / リポ蛋白 / リポタンパク / MTTP / 高カイロミクロン血症 / 無βリポ蛋白血症 |
研究成果の概要 |
自験例および追加症例のhypoapoC-IIは、全ゲノム解析、breakpoint解析、高密度SNPタイピング解析等から、創始者ハプロタイプを持つ同一の構造変異(APOC4 ex1- APOC2 ex1のtandem duplication)と示され、BAC clone由来のminigene reporter assay系を構築した。6kbのtandem duplicationのうち、proximal promoterを含む構造変異がcriticalと推定され、種を超えて再現されるか検討し、培養肝細胞での検証を経てのモデルマウス樹立を目指している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
著明な高中性脂肪血症は頻回に急性膵炎を合併するため、社会生活が著しく妨げられる。従来の内服加療のみでは有効な改善は得難く、毎日の極めて厳しい食事制限が必須となるため生涯に渡りQOL低下が甚だしい。hypoapoC-IIモデルマウス構築により詳細な病態解明、急性膵炎発症機序解明、更には新規治療法の開発に帰着できれば、患者QOLの向上が望める。また、本疾患構造変異による転写減少のメカニズムを解明できれば、他疾患の解釈にも応用できる可能性が期待される。
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