研究課題/領域番号 |
18K08470
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
安藤 仁 金沢大学, 医学系, 教授 (50382875)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 肥満 / 生活習慣病 / 生体リズム / 体内時計 / 時計遺伝子 / 褐色脂肪細胞 / 熱産生 |
研究成果の概要 |
褐色脂肪細胞(BA)の体内時計の病態生理学的意義を明らかにするために、BA特異的に体内時計を欠損したマウスを作製した。このマウスでは、BAにおいて脂肪酸を利用した熱産生の障害が認められ、自発運動量の増加や骨格筋のふるえによる熱産生を増加させて代償的に体温を維持していた。また、エネルギー消費量が少なく、高脂肪食負荷時には肥満が増悪した。したがって、BAの体内時計は熱産生の制御に重要であり、肥満・生活習慣病の予防・治療標的となることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの様々な研究により、不規則な生活が肥満をもたらすことは明らかにされていたが、その機序は十分にはわかっていなかった。本研究はBAの体内時計は熱産生の制御に重要であり、そのため、BAの体内時計障害は肥満の一因になることを明らかにした。本研究の成果は、24時間社会で不規則な生活を送らざるを得ない人々に対する新しい肥満、生活習慣病の予防・治療法の開発につながることが期待される。
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