研究課題/領域番号 |
18K08472
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
福田 冬季子 浜松医科大学, 医学部, 特任教授 (10458268)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ポンペ病 / マイクロRNA / バイオマーカー / バイオマーカーバイオマーカー / miRNA / オートファジ― / microRNA |
研究実績の概要 |
本研究では、オートファジ―を制御するmicroRNAを用いたポンペ病骨格筋の治療戦略の探索を目的とする。Pompe病の骨格筋ではライソゾーム内のacid alpha glucosidaseが欠損することにより、autophagyの機能障害が引き起こされることをこれまでの研究で示した。autophagyの機能障害により、autophagyに関連する小胞や本来autophagyによって分解される物質が罹患組織内に蓄積し、Pompe病の進行や治療効果を左右する病態を形成している。 ヒトPompe病骨格筋のmicroRNA発現解析において、特に他の代表的な筋罹患をする糖原病との比較を実施した。骨格筋特異的miRNA(myomiRNA)に注目した解析では、Pompe 病骨格筋においては、miR-499a-5p、miR-206、miR-208b-3pの発現が約40%に低下していた(p<0.05)。miR-1-3pの発現は有意な発現の変化はなく、糖原病V型でも同様であった。miR-206の発現が著しく亢進することが判明しているDuchenne型筋ジストロフィーとは異なるprofileであった。同様に糖原病V型においてもmiR-206の発現の亢進は見られなかった。miR-206は、骨格筋の再生を促進すると考えられており、いわゆるdystrophic changeが見られないPompe病ではmiR-206の発現の更新は見られなかった。 TFEBの発現レベルの低下をもたらし、autophagylysosomal pathwayの機能を低下させると報告されているmicroRNA-128の発現は、microRNA-128-3pがPompe病骨格筋では40%に低下していた(p=0.04)が、糖原病V型では低下が見られなかった。
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