研究課題/領域番号 |
18K08485
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
唐澤 直義 自治医科大学, 医学部, 講師 (60631893)
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研究分担者 |
高橋 将文 自治医科大学, 医学部, 教授 (40296108)
木村 博昭 自治医科大学, 医学部, 講師 (70593622)
渡邊 幸子 自治医科大学, 医学部, 助教 (80770619)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 好中球 / インフラマソーム / マクロファージ / コレステロール結晶 / カスパーゼ / 動脈硬化 / 細胞死 / Interleukin-1 / カスパーゼ1 / 飽和脂肪酸 / インターロイキン / 脂質結晶 |
研究成果の概要 |
動脈硬化病変に沈着したコレステロール結晶は,自然免疫に関わる分子複合体であるNLRP3インフラマソームを活性化し,炎症性サイトカインIL-1を介した炎症応答を引き起こす.本研究では,コレステロール結晶により誘導される好中球浸潤の機序についての解析を行なった結果,IL-1βよりも,IL-1αが重要な役割を果たすことが明らかになった.本研究により,結晶や粒子により引き起こされる炎症応答におけるIL-1αの重要性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,心・血管病の予防における炎症性サイトカインIL-1βの重要性は臨床研究によっても示唆されている.本研究によりIL-1βだけでなく,IL-1αも重要な炎症の惹起因子であることが示されたことは,IL-1経路の阻害剤を治療に用いる上で,重要な知見になると期待される.
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