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動脈硬化促進遺伝子導入MHC確立ミニブタを用いた移植心冠動脈病変進展機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K08544
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

関島 光裕  鹿児島大学, 医用ミニブタ・先端医療開発研究センター, 特任助教 (20568589)

研究分担者 山田 和彦  鹿児島大学, 総合科学域総合研究学系, 教授 (40241103)
佐原 寿史  鹿児島大学, 総合科学域総合研究学系, 准教授 (90452333)
岩永 健裕  鹿児島大学, 医用ミニブタ・先端医療開発研究センター, 特任助教 (40518916)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード移植・再生医療 / 移植心冠動脈病変 / 心移植 / MHC / 加齢 / 自然免疫 / 動脈硬化 / ミニブタ / ヒトアポリポ蛋白(a) / 動脈硬化モデルミニブタ / 前臨床研究 / 動脈硬化促進遺伝子導入MHC確立ミニブタ
研究成果の概要

移植心冠動脈病変CAVは慢性期心機能低下に大きな影響を与えるため、病変進展機序の解明と治療戦略の開発は最重要課題である。本研究では、拒絶に重要な主要組織適合性抗原MHCが確立したブタを用いて、免疫学(自然/獲得免疫)と非免疫学(動脈硬化/面齢)的因子が複雑に絡むCAV発症機序の解明を図ることを目的とした。実験の結果、MHC適合間移植モデルでは、CAVは発症せず、獲得免疫反応や動脈硬化・加齢などの重要性が示唆された。今後、緩徐に拒絶反応が進行するMHC完全不適合間心移植モデルの作成による獲得免疫系の関与、動脈硬化誘発動物の使用による非免疫学的因子の関与をもとにCAV発症機序を明確する必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

心臓移植後慢性期の心機能低下に大きな影響を与え、また生命予後も規定する因子である移植心冠動脈病変(CAV)に対し、病変が発症し進展する機序を解明することは、治療方法を開発するためにも最重要課題である。今回、実験結果を臨床応用に直結させることができる実験動物である主要組織適合性抗原(MHC)確立ミニブタを用いた研究によって、CAV発症に関連する因子の同定と研究展開の道筋を得ており、今後、治療方法の開発にも結び付く高い意義を有する成果であると考える。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 医用ミニブタ・先端医療開発研究センターのホームページ

    • URL

      http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~xenotx/index.html

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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