研究課題/領域番号 |
18K08574
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
福田 尚代 (西田尚代) 関西医科大学, 医学部, 助教 (00802703)
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研究分担者 |
福田 信治 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 講師 (70398238)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | exocyst / 細胞極性 / 細胞生存 / 乳腺上皮細胞 / 乳がん / Par3 / ゲノム編集 / CRISPR/Cas9 |
研究成果の概要 |
本研究では、細胞極性因子Partitioning defective 3 (Par3)との結合を介して細胞生存を制御するexocyst複合体の細胞内動態解析を行い、さらにexocystサブユニットと結合する因子の役割について検討した。マウス乳腺上皮細胞NMuMGを用いて、exocyst複合体のサブユニットのC末端にGFP, mScarleti, Haloタグを付加したノックイン細胞を樹立し、ライブセルイメージング解析により各サブユニットの細胞内動態の詳細を明らかにした。本成果は、exocystによる細胞生存制御機構を理解する上で重要な分子基盤となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞極性の消失は多くのがん組織で認められており、がんの悪性度を見極める上で1つの指標となっている。exocyst複合体は、細胞極性因子Partitioning defective 3 (Par3)との結合を介して細胞極性形成や細胞生存を制御するが、その分子機構は不明な点が多い。本研究は、ゲノム編集とライブセルイメージングを組み合わせる事でexocyst複合体の細胞内動態を明らかにした。本研究成果は、exocystによる細胞極性制御、細胞生存制御のメカニズムを理解するための分子基盤となる。
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