研究課題/領域番号 |
18K08575
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
大畠 雅之 高知大学, 医学部附属病院, 特任教授 (50336153)
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研究分担者 |
星野 絵里 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 准教授 (50598521)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 人工知能 / 便色 / 早期発見 / 胆道閉鎖症 / 胆汁うっ滞性肝疾患 / アプリケーション / AI(人工知能) / 胆道閉鎖所 / AI / スクリーニング / 画像診断 / 胆汁鬱滞性肝疾患 / 新生児乳児検診 |
研究成果の概要 |
本研究参加4施設の症例数は施設A:767例、施設B:289例、施設C:596例、施設D:811例の合計2463例で、期間出生数の71.5%であった。 結果は「異常なし」96.59%、「要観察」0.14%、「要注意」3.29%となった。「要観察」「要注意」と判定された84例中2例に外科的治療が行われ、外科的治療を必要とした肝疾患の検出の感度100%、特異度96.7%となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
胆道閉鎖症および胆汁うっ滞性肝疾患の早期発見のため母子手帳に添付されている便色カラーカードは簡便で安価なスクリーニング法であり、海外での使用も報告されている。しかし肉眼で児の便色と比較するため主観的判断による見逃しや診断遅れなどが問題となっている。本研究のAIによる判定は人間の目で認識・判断する必要が無く、プログラムが微細な色調変化を的確に診断することでより早期の疾患の発見が可能となり、便色カラーカードに替わる方法として期待される。
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