研究課題/領域番号 |
18K08584
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
野田 貴幸 愛知医科大学, その他部局等, 薬剤師 (50817088)
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研究分担者 |
小林 孝彰 愛知医科大学, 医学部, 教授 (70314010)
岩崎 研太 愛知医科大学, 医学部, 准教授 (10508881)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 臓器移植 / DSA / ヒト化マウス / バイオマーカー / B細胞培養 / B細胞 / HLA抗体 / 腎移植 |
研究成果の概要 |
本研究では慢性拒絶反応の早期診断を可能とする移植後のドナー特異的抗HLA(DSA)抗体モニタリング法の確立を目的としている。培養系での抗体検出は、血清中より明瞭であり、血清中よりも早期診断には有利である患者の存在が明らかになった。また、体内でのDSA産生B細胞の解析を目的としたHLA抗体産生ヒト化マウスモデルの作製に着手した。しかし、抗体産生が安定性に欠けるためモデルマウスは未だ確立できていない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
臓器移植における拒絶反応は、主にT細胞が関連する細胞性の拒絶反応と、B細胞が関連する抗体関連型拒絶反応(Antibody-Mediated Rejection: ABMR)の二つが存在する。免疫抑制剤の進歩により細胞性拒絶反応の制御がほぼ可能となった現在、ABMRの克服が臨床的に重要な課題となっている。中でもde novo のドナー特異的抗HLA抗体(Donor Specific HLA Antibody: DSA)産生を引き金とする慢性抗体関連型拒絶反応(Chronic ABMR: CAMR)に対する有効な予防法・治療法は確立されていない。
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