研究課題/領域番号 |
18K08586
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
平田 哲 旭川医科大学, 大学病院, 教授 (80199067)
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研究分担者 |
齊藤 幸裕 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (80540583)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ダイレクト・リプログラミング / リンパ管 / 再生医療 / リンパ管内皮細胞 / 血管内皮細胞 / ダイレクト・リプログラム |
研究成果の概要 |
リンパ管は胎生期の静脈壁から分化し発生する。線維芽細胞から直接心筋細胞へ分化誘導することが可能であることが報告されている。静脈からリンパ管へ直接分化誘導する方法を開発する。HUVEC、HSaVECおよびHDLECの遺伝子発現をqPCRで評価した。HDLECでProx1、VEGFR-3、LYVE-1、ANGPT2が他の2細胞よりも高発現していた。Prox1とVEGFR-3の過剰発現ベクターを作成し、HSaVECに遺伝子導入したが、HSaVECをLECに誘導することはできなかった。継続して網羅的解析を実施する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果が臨床応用されればリンパ浮腫診療において極めて画期的な治療法となる。本治療法の開発は、患者自身の静脈から分化させるものでES細胞やiPS細胞を使用しないことから倫理的問題は全く無く、安全性の観点からも発癌を含めたあらゆる点で優れた治療法と考える。また原発性、続発性リンパ浮腫を問わず応用可能であり、また外傷、廃用性、静脈性浮腫などにも治療効果が期待できることから、多くの浮腫病態において汎用性の高い治療法となることが期待される。
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