研究課題/領域番号 |
18K08622
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
菅原 寧彦 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (90313155)
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研究分担者 |
吉井 大貴 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 学術研究員 (00792582)
日比 泰造 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (10338072)
大矢 雄希 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (90613422)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 拒絶反応 / エキソソームmRNA / エクソソーム / マイクロRNA / 胆汁 / 急性拒絶反応 / RT-PCR / miRNA |
研究成果の概要 |
肝臓移植術後の移植肝の胆管に挿入された外瘻チューブから胆汁を7、10、14、17、21、24、28、35、38、42病日に1ml、サンプリングした。胆汁中からmiR221を抽出した。2019年6月から2020年10月まで教室で施行した生体肝移植症例のうち同意が得られた11例を対象とした。11例のうち、肝生検にて拒絶反応の診断ができた症例は2例で、各々11病日、19病日に診断された。miR221はこれらの症例で、各々7病日、14病日からレベルが低下していた。拒絶反応を認めなかった9例では、経過観察中、いずれもmiR221の有意な低下を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
周術期にはグラフトは再生しているためmiR221が発現亢進している。拒絶反応があり、再生のプロセスが阻害されると、miR221の発現も抑えられる可能性がある。胆汁中のmiR221レベルの測定で、肝移植後の拒絶反応の診断ができる可能性が示唆された。
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