研究課題/領域番号 |
18K08629
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
廣野 誠子 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60468288)
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研究分担者 |
川井 学 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (40398459)
岡田 健一 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (50407988)
宮澤 基樹 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (90549734)
北畑 裕司 和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (00535338)
山上 裕機 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (20191190)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 膵癌 / ctDNA変異解析 / ctDNA / CAPP-Seq / 遺伝子異常 / 個別化治療 |
研究成果の概要 |
膵癌患者の血液を採取し、CAPP-Seqを用いてctDNA変異解析を施行した。全症例においてctDNA変異を認めた。切除不能膵癌症例に対して、化学療法を施行前、治療開始後3ヶ月、progression disease (PD)った時点の3ポイントでctDNA変異をモニタリングした結果、KRAS mutationを治療前に認めたが、化学療法開始後3ヶ月目では検出不能となり、PDになった時点で増量した。この結果から、CAPP-SeqによるctDNA変異をモニタリングすることで、治療の効果判定が可能であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、膵癌患者において、治療前あるいは治療中にcell-free tumor DNA変異解析をモニタリングすることで、gemcibtabine・nab-paclitaxelあるいはFOLFIRINOXによる化学療法の効果予測を行うことができれば、各患者に最適な化学療法を用いた個別化治療を開発でき、また化学療法耐性時には治療方針の変更をすることができ、膵癌患者の生存期間延長に貢献できることが期待される。
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