研究課題/領域番号 |
18K08633
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
浅井 浩司 東邦大学, 医学部, 准教授 (20366454)
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研究分担者 |
鯨岡 学 東邦大学, 医学部, 助教 (00807092)
片桐 美和 東邦大学, 医学部, 助教 (90385667)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 急性胆道炎 / 全自動遺伝子検査システム / 胆汁細菌 / メタゲノム解析 / 自動多項目同時遺伝子検出 / 抗菌薬感受性 / 多剤耐性菌 / 自動多項目同時遺伝子システム / 新規起因菌同定法 |
研究成果の概要 |
目的:急性胆道炎の胆汁細菌の迅速診断を試みた.対象:当科で経験した108例の急性胆道炎の胆汁に関して,全自動遺伝子検査システムであるVerigeneの評価を行った. 結果:胆汁細菌陽性例のうち,Verigeneによる細菌同定率は35.7%であった.胆汁細菌陽性率は細菌量が10^6 colony-forming unit (CFU)/mL 以上で有意に検出率が増加した(58.1%).複数菌検出例ではVerigene同定率が低下する傾向を認めた.結語:Verigeneによる迅速細菌同定法は急性胆道炎における新たな起因菌同定法とし有用である可能性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで明らかとなっていなかった全自動遺伝子検査システム(Verigene)を使用し急性胆道炎症例の胆汁評価を行った.高い検出率を期待したが,細菌量が少ない場合や複数菌が検出された場合は検出率が低下した. 次世代の迅速細菌同定法の評価を行うことができ,今回の結果は今後の臨床応用に寄与できる可能性が示唆された.
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