研究課題/領域番号 |
18K08639
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
宮武 由甲子 北海道大学, 医学研究院, 助教 (10421984)
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研究分担者 |
笠原 正典 北海道大学, 医学研究院, 教授 (30241318)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 膵癌 / 三次元培養 / EMT / がん細胞 / ライブイメージング / 難治性がん / ダイナミクス解析 / ナノバイオ / 膵がん / オルガノイド / 癌細胞生物学 / 細胞培養 / マイクロナノテクノロジー / がん / 細胞集団化 / マイクロナノ技術 / 細胞集団 / 浸潤 / 転移 |
研究成果の概要 |
膵管腺癌(PDAC)は、非常に急速に進行する。しかし、そのような発癌メカニズムは、部分的には生きたインビトロ腫瘍イメージング技術の欠如のために、主に観察診断法を通じて研究されている。 研究代表者らは、PDAC微小腫瘍の動的可視化を可能にするマイクロパターンプレート(マイクロ・ナノ基板)を使用して、シンプルな生きた微小腫瘍の in vitro イメージング技術を開発した。本研究では、マイクロ・ナノ基板を使用して、ヒトPDAC微小腫瘍のダイナミクスに対する微小組織レベルでの上皮間葉転換(EMT)の影響を調べた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
独自に開発したマイクロ・ナノ基板は、癌細胞へ自発的に運動極性のある微小な癌腫瘍組織を構築させ、より患者体内の病態に近い癌組織の挙動を生きたままで観察できるこれまでにない3次元培養チップである。マイクロ・ナノ基板によって得られる、生きている癌腫瘍組織のダイナミクスに関する膨大な革新的知見が新薬開発分野へと広く波及すれば、現在行われている癌治療薬開発の仕組みをも変える革新的なデバイスとして役立つ可能性がある。
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