研究課題/領域番号 |
18K08668
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
諸橋 一 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (30598628)
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研究分担者 |
袴田 健一 弘前大学, 医学研究科, 教授 (30271802)
三浦 卓也 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (30722136)
坂本 義之 弘前大学, 医学研究科, 准教授 (60361010)
鬼島 宏 弘前大学, 医学研究科, 教授 (90204859)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 癌微小環境 / リンパ節転移 / 腹膜播種 / 大腸癌 / ロボット手術 / 癌周囲微小環境 / 時計遺伝子 / ヒアルロン酸 / 微小循環 |
研究成果の概要 |
高浸潤性増殖を呈する大腸癌では、癌細胞周囲に線維化が生じ、脈管侵襲・神経侵襲が顕著となることが知られており、大腸壁に浸潤性に発育して比較的早期より転移をきたしうるような高浸潤性増殖を特徴とする大腸癌症例が認められる。この進展形式と癌微小環境に注目した本研究の成果により、直腸癌の側方リンパ節転移に対する進展形式を解明し、術前治療とリンパ節郭清を組み合わせた治療方法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により癌細胞増殖、癌細胞・間質との相互作用の機序を解明し、高浸潤性増殖を呈する大腸癌における癌微小環境の病態解明と、その増殖制御についての手がかりを解明した。その結果、進行直腸癌の側方リンパ節転移の進展形式に対して、癌微小環境をターゲットとした治療の重要性を解明した。臨床応用として早期からの癌微小環境をターゲットとした術前化学療法とロボット手術を組み合わせた新たな治療戦略の開発に至った。
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