研究課題/領域番号 |
18K08672
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
廣瀬 雄己 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (10737365)
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研究分担者 |
永橋 昌幸 新潟大学, 医歯学総合病院, 研究准教授 (30743918)
中島 真人 新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (60588250)
油座 築 新潟大学, 医歯学総合病院, レジデント (00745565)
三浦 宏平 新潟大学, 医歯学系, 助教 (70733658)
坂田 純 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (70447605)
小林 隆 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (40464010)
亀山 仁史 新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (40626420)
若井 俊文 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50372470)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | S1P / 肝細胞癌 / スフィンゴ脂質 / SphK1 / TCGA / 免疫組織化学 / セラミド / スフィンゴシン-1-リン酸 / 脈管侵襲 / 抗がん剤耐性 |
研究成果の概要 |
肝細胞癌では、周囲への脈管侵襲を伴う場合、予後不良である。我々は、脂質でありながらタンパク質のように情報伝達物質として働くスフィンゴシン-1-リン酸(S1P)に着目し、「癌細胞内で産生されたS1Pが血管・リンパ管新生形成を促進し、癌の浸潤・転移に寄与している」との仮説をたてて検証した。その結果、肝細胞癌組織内でのS1PおよびS1P産生タンパク質であるSphK1が、肝細胞癌の増殖・浸潤に寄与することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
S1Pは、脂質であることから、臨床検体における定量が困難なことが問題であった。我々は、手術検体などの組織中や血液中のS1Pの定量に成功し、S1Pと癌の病理所見や臨床像との関連を研究することを可能とした。今回、肝細胞癌において、S1Pが肝細胞癌の増殖・浸潤に寄与することが明らかになったことにより、肝細胞癌に対する新たな標的治療を開発する足掛かりを築いたと考えられる。
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