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開心術前後の心拍応答に及ぼす交感神経活性の影響:運動耐用能の改善を目指して

研究課題

研究課題/領域番号 18K08726
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55030:心臓血管外科学関連
研究機関岐阜大学

研究代表者

土井 潔  岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40305579)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード自律神経活性 / 心拍変動解析 / 経皮的耳介迷走神経刺激 / 心拍応答 / 心肺運動負荷試験 / 開心術 / 交感神経活性 / 心臓手術 / 運動負荷試験 / 僧帽弁形成術 / 骨格筋支配交感神経活性 / 運動耐用能
研究成果の概要

自律神経活性の評価方法として、最近注目されている経皮的耳介迷走神経刺激法という非侵襲的で新しい副交感神経の選択的な刺激法を利用する方法を考案した。この方法では経皮的耳介迷走神経刺激法による刺激を行い、心拍変動解析を用いた評価を行うと、副交感神経活性の指標であるHF成分は安静時に比較して、刺激時には活性化されたが、回復時には刺激停止によって抑制される傾向にあったが有意ではなかった。交感神経活性の指標であるLF/HF比は安静時に比較して、刺激時には抑制され、回復時には刺激停止によって安静時よりも有意に活性化されるリバウンド反応が観察された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

従来の自律神経活性の評価として1)123I-MIBI心筋シンチグラフィー、2)心拍変動解析、3)骨格筋支配交感神経活性、4)血中カテコラミン量測定などが用いられてきたが、侵襲が大きい、あるいは再現性に乏しいなどの問題点があった。我々の新しい評価法は、従来用いられてきた心拍変動解析に経皮的耳介迷走神経刺激法という負荷をかけることによって、非常に再現性を高めることが可能となった。この方法によって、自律神経活性の研究がさらに発展すると期待される。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2021

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 経皮的耳介迷走神経刺激装置を用いた心臓自律神経活性への効果2023

    • 著者名/発表者名
      土井潔
    • 学会等名
      第35回心臓血管外科学会ウインターセミナー
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] Hemodynamic assessment after aortic valve sparing using exercise stress echocardiography2021

    • 著者名/発表者名
      Kiyoshi Doi
    • 学会等名
      第51回心臓血管外科学会学術総会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] Better improvement in exercise capacity after MICS2021

    • 著者名/発表者名
      Kiyoshi Doi
    • 学会等名
      第74回胸部外科学会定期学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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