研究課題/領域番号 |
18K08735
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
白澤 文吾 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80444719)
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研究分担者 |
濱野 公一 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60263787)
上野 耕司 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (30736070)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 細胞シート / 細胞シート凍結 / 細胞保存 |
研究成果の概要 |
本研究では、一晩細胞が培養された細胞培養容器の蓋をした状態で3Dフリーザーを用いて凍結後に-80℃で保存した場合、細胞生存率が約60%以上の結果となった。また、本研究から、3Dフリーザー凍結は、同じ細胞保存液であっても、凍結条件によっては、、高い細胞生存率を生み出す可能性があることが示唆された。 3Dフリーザーでの細胞凍結は、細胞シートを作製時の高密度細胞でも凍結保存可能な凍結方法になる可能性があることを示唆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3Dフリーザーの凍結条件によっては、細胞シート作製の為に必要となる高濃度な細胞密度であっても、非凍結細胞と同程度の細胞生存率を生み出すことができる結果であった。そのため、今後、更に3Dフリーザーの凍結条件を検討することで、非凍結と同等の治療効果を持つ凍結保存可能な細胞シート作製法に繋がり、3Dフリーザーに凍結法は、臨床応用可能な、高品質な他家細胞シート移植の急性期疾患への適用を実現させる可能性がある。
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