研究課題/領域番号 |
18K08740
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
福井 寿啓 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (50445045)
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研究分担者 |
田爪 宏和 熊本大学, 病院, 非常勤診療医師 (10648273)
岡本 健 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 講師 (20372782)
若山 友彦 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (70305100)
野口 亮 熊本大学, 病院, 助教 (70530187)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 再生医療 / 組織工学 / 血管再生 / 内胸動脈 / 冠動脈バイパス術 / 冠動脈外科 |
研究成果の概要 |
本研究ではヒト血管内皮細胞および血管平滑筋細胞、皮膚線維芽細胞などの血管を構成している主たる細胞を用い、細胞凝集現象を利用して血管組織型スフェロイドを立体構築し、血管を構成する細胞外マトリックスなどの組織学的評価を行った。内胸動脈と比較し、これらの細胞外マトリックスの産生は、血管壁内に不規則に分布する傾向があった。内皮細胞は、内皮として血管構造体の内膜を裏打ちするようには分布せず、構造体の内部には未熟な血管網構築をするように分布した。αSMAの産生も構築早期から認めた。 細胞のみから立体的血管組織を構築する組織工学技術を開発し、三次元化して立体血管構造体の構築を行うことが可能であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新規再生医療技術として細胞を三次元化し立体的な組織を再生する組織工学技術開発が求められている。本研究では簡便な手順、手法を用いて細胞を三次元化し立体的な心臓血管系組織を構築する技術開発を用い、動脈を構成する内皮細胞、血管平滑筋細胞、線維芽細胞を三次元化して、冠動脈バイパス術で使用される内胸動脈に近い構造、機能を持った組織を構築する基盤技術を開発することを目的とした。その結果、分布形態は血管としては未熟であったが細胞のみを三次元化して立体血管構造体の構築を行うことが可能であった。
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