研究課題/領域番号 |
18K08744
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
新田 隆 日本医科大学, 大学院医学研究科, 研究生 (40256954)
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研究分担者 |
廣本 敦之 日本医科大学, 医学部, 助教 (80465327)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 心房 / 心外膜 / 三次元 / 3次元 / 心房細動 |
研究成果の概要 |
電極パッチの素材と滅菌方法の選定を行った。素材としては、通常の滅菌処理で形状や強度・弾性に変化を来さず、3Dプリンタ処理に適したものを検討した。3Dプリンタのマルチマテリアル積層材に独自のコーティング(ウレタン樹脂)を施したUV(紫外線)硬化樹脂を用いたパッチを試作し、エチレンオキサイドガス滅菌とオートクレーブで滅菌処理を行い、形状や強度・弾性などの変化を検討した。エチレンオキサイドガス滅菌では外観上の変化は見られなかったが、オートクレーブでは変色が認められた。以上より、電極パッチの素材としてはUV硬化樹脂を用い、エチレンオキサイドガス滅菌を採用することとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
患者の術前のCTあるいはMRI画像から心房形態の3次元構築を行い、3Dプリンターを用いて個々の患者の心房の形態にあった個体別3D心房多極電極を作製し、その電極を用いた心房マッピングを行うことにより、より正確な心房興奮伝播の解析を可能にする事である。さらに従来のマッピング電極ではなし得なかった左右心房を跨ぐ形で電極を配置することにより左右心房間伝導の正確な検討が可能となる。
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