研究課題/領域番号 |
18K08749
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
東 信良 旭川医科大学, 医学部, 教授 (30250559)
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研究分担者 |
菊地 信介 旭川医科大学, 医学部, 助教 (80596297)
吉田 有里 旭川医科大学, 大学病院, 助教 (50646057)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 下肢閉塞性動脈硬化症 / 生命予後 / 幹細胞機能 / マイクロRNA / 生活習慣病 / 酸化ストレス / 末梢動脈疾患 / 血管内皮前駆細胞 / 血行再建 |
研究成果の概要 |
本研究では、血管幹細胞の機能を維持したり、逆に機能を老化させるような物質が流血中に存在しているのではないかという仮説のもと、流血中のmicroRNA(miR)に着目して、予後が特に不良な末梢動脈疾患(PAD)の末期である包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)症例の凍結保存血漿(血行再建前に採血)を用い、血中miRを解析した。生命予後良好であったCLTI患者と1年未満に死亡したCLTI患者のマイクロアレイを実施して、生命予後不良に関わる可能性のあるmiR 14個と、良好な生命予後をもたらす可能性のあるmiR 3個を同定した。それらは全てにおいて、臨床的意義や作用について既報にない未知のmiRである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
PADは、冠動脈疾患(CAD)や脳血管疾患(CVD)と並んで3大動脈硬化性疾患の柱であるが、PADはCADやCVDとの合併頻度が高く、かつ、PADが最も生命予後が不良であることが知られている。さらに、PADが合併するとCADやCVDの予後が著しく不良になることも知られている。本研究で生命予後に関与する可能性のあるmiRNAの機能が解明され、幹細胞との関係性が明らかになれば、PADがどのような機序で予後不良を招いているのか理解が深まると期待される。さらに、血行再建後の再狭窄にもmiRNAが関連しているのであれば、血管再生能や修復能の改善ひいては生命予後改善への介入研究につながることを期待する。
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