研究課題/領域番号 |
18K08752
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
飯野 賢治 金沢大学, 附属病院, 講師 (60595453)
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研究分担者 |
竹村 博文 金沢大学, 医学系, 教授 (20242521)
多久和 陽 金沢大学, 医学系, 協力研究員 (60171592)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 冠動脈バイパス術 / 血管内皮 / 内皮機能 / 一酸化窒素 |
研究成果の概要 |
内胸動脈グラフト周囲組織が血管skeltnization 法、pedickle法により採取した内胸動脈の内皮機能を血管拡張・抗動脈硬化物質である一酸化窒素(NO)の分泌能、血管収縮物質であるエンドセリン(ET)産生量、サイクリックジーエムピー(cGMP)を測定することで、採取方法の違い、内胸動脈グラフト周囲組織が内胸動脈の内皮機能温存にあたえる影響について、検討した。Pedicle法で採取したITAは、skeletonization法と比較してcGMP分泌が高く、ET分泌が低下している傾向にあった。内皮機能の温存に優れている可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Pedicle法による内胸動脈採取法は内皮機能の温存に優れている可能性が示唆された。グラフトの内皮機能温存という課題を解決し、より良い採取法が明らかととなり、内胸動脈の長期開存率、CABGの長期成績をさらに向上することができる。
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