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抗がん剤抵抗性非小細胞肺がんに対するRNA修飾酵素の役割解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K08784
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55040:呼吸器外科学関連
研究機関山口大学

研究代表者

田中 俊樹  山口大学, 医学部附属病院, 講師 (50457305)

研究分担者 上田 和弘  山口大学, 医学部附属病院, 講師 (90420520)
上野 耕司  山口大学, 医学部附属病院, 助教 (30736070)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード抗癌剤抵抗性 / RNA修飾 / 非小細胞肺癌 / RNA修飾酵素
研究成果の概要

肺癌治療では、抗癌剤抵抗性を獲得することが問題となる。そこで、抗癌剤抵抗性とRNA修飾に着目して研究を行った。ドセタキセル、ペメトレキセドに対する抗癌剤抵抗性LLC細胞株を樹立した。続いて、LLC細胞株と抗癌剤抵抗性LLC細胞株におけるRNA修飾酵素の発現を解析したところ、抗癌剤抵抗性の有無で複数のRNA修飾酵素の遺伝子発現が変化していた。更に、抗癌剤の投与期間が長くなるにつれて、RNA修飾酵素の発現レベルが上昇したことから、RNA修飾酵素と抗癌剤抵抗性に何らかの関係があることが示唆された。今後、抗癌剤抵抗性の獲得に真に関係するRNA修飾酵素の同定を目指して研究を継続していく予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の目的は、非小細胞肺癌におけるドセタキセルおよびペメトレキセドの耐性メカニズムを、mRNAのRNA修飾の観点から解明することである。本研究によりRNA修飾酵素と抗癌剤抵抗性との関係性が明らかになった。将来的な臨床応用として、RNA修飾酵素の発現が抗癌剤感受性のマーカーとなる可能性があること、また、RNA修飾酵素を標的とした薬剤の開発により抗癌剤抵抗性を喪失させることが可能となるといったことが挙げられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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