研究課題/領域番号 |
18K08835
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
藤田 義人 愛知医科大学, 医学部, 教授 (90238593)
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研究分担者 |
浅井 清文 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 教授 (70212462)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脳浮腫 / プレコンディショニング / 低酸素 / 脳保護 / ノックダウン / アクアポリン / AQP4 / 脳低温 |
研究成果の概要 |
アクアポリン(AQP)Knockdownとover-expression細胞株の確立と並行してブピバカインのT型カルシウムチャネル阻害による神経細胞死誘導の実験を行なった。また低酸素プレコンディショニングの条件確立を試みた。 低酸素負荷後に細胞が増える傾向を低酸素化がより厳密であるチャンバーを購入して再度検討した。現在の条件(1%低酸素負荷)では細胞数は増加を確認した。この状態が低酸素によるプレコンディショニングの状態が原因なのか検討中したが、おそらく低酸素に加え低血糖の状態を付加して虚血モデルでも確認できており、プレコンディショニングモデルを確立できたと考えている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
低温による脳浮腫軽減は明らかであるが、臨床での大規模スタディーでは効果が否定されることが多い。AQP発現変化が脳低温の脳保護効果の一翼を担っている可能性が示唆される。本研究では、AQPのknockdownやoverexpressionでの脳浮腫や細胞機能への影響を検討している。また、低酸素となる状況下では、プレコンディショニングが行われている。その状況から、遺伝子操作や薬物、低温を使用し、神経細胞へのダメージを最小限にする方法を模索したい。プレコンディショニングの確立はさらなる研究へのステップとなる。
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