研究課題/領域番号 |
18K08855
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
溝渕 知司 神戸大学, 医学研究科, 教授 (70311800)
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研究分担者 |
中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00737926)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | tracheal intubation / safety / 気管挿管デバイス / 呼吸流速 / 気管挿管 / 気流速 |
研究成果の概要 |
気管挿管において、患者の呼吸流を感知し気道へ気管チューブを誘導する新しい方法論の確立と臨床応用可能なデバイスを開発することを目的として、口腔内という小さな空間で気流の計測を実現するため、MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)技術を用い、本デバイスに適した直径わずか数百マイクロメートルのセンサーを独自に開発し実証実験を行った。デバイスはスタイレットとして気管チューブに挿入して用いることを想定し先端には3方向に向いた微小な風量センサを取り付け、それぞれのセンサ出力値より、どの方向から風が吹いているかを推定した。デバイスには屈曲機構と送り機構などが必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
“呼吸時には流速が生まれる“という生体機能の本質を活用し気管挿管する新規の挿管デバイスを作成することにより、どんな患者やどんな術者でも100%の気管挿管を実現するデバイスを開発することを発案した。
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