研究課題/領域番号 |
18K08928
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
津田 雅庸 愛知医科大学, 災害医療研究センター, 教授 (70506683)
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研究分担者 |
武山 直志 愛知医科大学, 医学部, 特命教授 (00155053)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | Innate Lymphoid Cell / 敗血症 / 免疫抑制 / Immunoparalysis / 自然免疫 |
研究成果の概要 |
今回の研究では自然免疫系のリンパ球であるInnate Lymphoid Cell (ILC)の敗血症における機能解析を行った。 当院集中治療室に入院した敗血症患者とEICUに入室した非敗血症患者(外傷、くも膜下出血、熱傷、心肺停止後症候群、急性薬物中毒など)で比較検討を行った結果ILC-1細胞はリンパ球中で敗血症群0.32 ± 0.03%、非敗血症群0.40 ± 0.03%と非敗血症群で有意(p>0.05: Mann-Whitney test)に高値を示した。一方自然免疫系で重要な働きをするNK細胞は敗血症群13.5±2.0%、非敗血症群14.7±1.4%と有意差を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の検討では敗血症患者においてILC細胞が減少している結果となった。このことは敗血症における免疫抑制の一因を担っていると考えられる。実際に単球中のHLA-DR陽性細胞も敗血症では(48.0 ± 6.0%)非敗血症(74.0 ± 5.0%)と比べ有意(p<0.05: Mann-Whitney test)に減少しており、敗血症における免疫抑制の理由の一つを示唆される結果となった。
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