研究課題/領域番号 |
18K08946
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
|
研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
秋山 幸功 札幌医科大学, 医学部, 講師 (50404653)
|
研究分担者 |
鈴木 拓 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20381254)
堀尾 嘉幸 札幌医科大学, 医学部, 教授 (30181530)
鰐渕 昌彦 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (30343388)
三上 毅 札幌医科大学, 医学部, 講師 (30372816)
三國 信啓 札幌医科大学, 医学部, 教授 (60314217)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | Glymphatic system / NPH / macromolecule / NAA / 水頭症 / 認知障害 / MRS / Glia / clearance system |
研究成果の概要 |
MRSを用いて、正常ボランティアと正常圧水頭症患者において脳実質内NAA, macromoleculeの濃度を測定し、比較検討を行った。正常圧水頭症患者において有意にmacromoleculeの増加およびNAAの低下が認められ、何らかのclearance systemの障害が疾患に影響していることが判明した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Glymphatic systemが、特にげっ歯類では中枢神経系において存在し、髄液や組織間液がリンパ液の代用として働いているのではないかと考えられるようになってきた。しかし、ヒトではその証明がなされていなかったが、NPH患者にける脳内macromoleculesの蓄積が証明され、そのことが疾患の病態生理に何等かの役割を持っていることが証明され、間接的にヒトでのGlymphatic systemの存在を証明することに成功した。
|