研究課題/領域番号 |
18K08948
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
菅原 淳 岩手医科大学, 医学部, 講師 (90445114)
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研究分担者 |
藤原 俊朗 岩手医科大学, 医学部, 助教 (60405842)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 歩行分析 / 三軸加速度計 / 圧迫脊髄症 / 腰部脊柱管狭窄症 / 脊髄髄内腫瘍 / 絞扼性末梢神経障害 / リサージュ図形 / 圧迫性脊髄症 / 携帯型精密歩行分析計 / 携帯型精密補億分析計 / 歩行機能 / 脳循環代謝 |
研究成果の概要 |
頸椎症または頸椎後縦靱帯骨化症による圧迫性脊髄症に対して徐圧術を施行する患者に、術前および術後三か月後に歩行分析計による歩行測定を行い、運動関連皮質における神経活動の変化と関連するかどうか明らかにすることを目的とした。 最終的に術前後の歩行パラメータの計測のみ実施することとなったが、以下のことを明らかにできた:①腰部脊柱管狭窄症に対する減圧術後の歩行機能の改善について、歩行分析計を用いて客観的評価した。②脊髄髄内腫瘍に対する術後の歩行対称性について、歩行分析計を用いて評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頸椎症もしくは頸椎後縦靱帯骨化症による圧迫性脊髄症に対して手術を行い、術後の歩行機能の改善について歩行分析計を用いて歩行測定を行った。圧迫性脊髄症に対する手術は、歩行改善をもたらすことを客観的に評価ができた。また、腰部脊柱管狭窄症では、術後の歩行改善について、歩行測定を行うことによって客観的に評価できた。これらのデータは、圧迫性脊髄症や腰部脊柱管狭窄症の手術が有用であると説明ができる。また、これらのデータを術後の患者さんに説明することにより、手術の満足度も上がることが期待される。
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