研究課題/領域番号 |
18K08960
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大沢 伸一郎 東北大学, 大学病院, 助教 (00813693)
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研究分担者 |
中川 敦寛 東北大学, 大学病院, 特任教授 (10447162)
新妻 邦泰 東北大学, 医工学研究科, 教授 (10643330)
西嶌 泰生 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (90816307)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | てんかん / Muse細胞 / 細胞治療 / オプトジェネティクス / 海馬 / けいれん / 幹細胞 / Optogenetics / Cell therapy / epilepsy / seizure model / hippocampus / status epilepticus / regenerative medicine / optogenetics / 再生医療 / 難治てんかん / 海馬光けいれんモデル |
研究成果の概要 |
Muse細胞は生体に存在する自然の多能性幹細胞であり、安全性と組織修復性を両立する特徴ゆえに、細胞治療の有力なソースである。てんかんに対する細胞治療の報告は少なく、今回我々は脳内急性けいれんモデルにおける脳損傷に対しMuse細胞治療の可能性を検証した。Optogeneticsを用いた脳内光けいれんモデルで急性けいれんを誘発、けいれん誘発2日後にMuse細胞投与を行うと、3週間後の脳組織内にヒト由来の抗原を持つ細胞が確認され、Muse細胞が組織学的生着することが確認された。今後行動実験や生化学的評価により、てんかん原性改善効果の証明が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Muse細胞は生体に存在する自然の多能性幹細胞であり、安全性の高い細胞治療の有力なソースである。てんかんは慢性疾患であり、細胞治療の報告は少ない。今回我々は脳内急性けいれんモデルにおける脳損傷に対しMuse細胞投与し、3週間後の脳組織内に同細胞が組織学的生着することが確認された。安全性が確立されている同細胞は今後行動実験や生化学的評価の追加により、てんかん原性改善効果の証明が期待される。
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