研究課題/領域番号 |
18K08965
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 (2019-2021) 信州大学 (2018) |
研究代表者 |
後藤 哲哉 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (30362130)
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研究分担者 |
降旗 建治 信州大学, 医学部, 特任准教授 (90021013)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | フリーラン筋電図 / 術中神経電気生理学的検査 / 術中画像システム / 聴神経腫瘍 / 顔面神経 / 波形解析 / 動物実験 |
研究成果の概要 |
脳神経外科手術における安全性を担保するための術中電気生理モニタリングの改良に取り組んだ。臨床手術中のフリーラン筋電図における特徴的な変化をとらえることに成功した。動物実験で上述の筋電図の変化と解剖での病理所見での神経の変化の相関を得ることを目標に取り組んだが、有効な実験系を確立することができなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
術中電気生理モニタリングは神経の機能を全身麻酔下で確認する唯一の方法である。誘発電位で検査をすることが一般的だが、誘発電位検査を行うためには病変をまたいだ刺激と記録が必要で、臨床手術においては施行できないことがある。自発筋電図は、障害を早期に発見できる手法である反面、特異的な変化が見つけにくい欠点がある。今回の研究では自発筋電図での特徴的な波形変化をとらえることに成功した。今後、この手法を術中に活用することで、モニタリングをより有効に利用できるようになることが目標である。
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