研究課題/領域番号 |
18K08967
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
荒木 芳生 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (80467290)
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研究分担者 |
青木 友浩 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (40633144)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | もやもや病 / 遺伝子発現解析 / マイクロアレイ / 次世代シークエンサー / パスウェイ異常 |
研究成果の概要 |
もやもや病および非もやもや病患者の脳表の微小動脈検体からtotal RNAを抽出、マイクロアレイによる網羅的な遺伝子発現解析を行うプロトコールを確立した。もやもや病11例と非もやもや病9例の比較では88個の発現変動遺伝子が、パスウェイ単位では炎症や免疫応答、遺伝子修復や酸化的リン酸化反応に関わる遺伝子群の変動が認められた。発現変動遺伝子に対しては定量PCRを行うことでマイクロアレイの結果の再現性を確認した。今回得られた知見はもやもや病の病態生理を解明する上で、今後の更なる研究のための重要な足掛かりになると考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
もやもや病患者の病変部検体に対する網羅的な遺伝子発現解析はこれまで報告が無く、この点において、本研究は高い新規性を有するものと考える。また今回の実験で抽出された発現変動遺伝子の中には炎症に関わるものも多く、もやもや病の機序として炎症反応が関係しているとされる、これまでの報告を支持している。本研究の結果だけでは、これらの変化がもやもや病の原因なのか、それとも結果を反映しているかは不明であり、遺伝子の機能解析をはじめ今後更なる研究が必要と考える。
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