研究課題/領域番号 |
18K08970
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
空閑 太亮 九州大学, 大学病院, 助教 (40759932)
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研究分担者 |
赤木 洋二郎 九州大学, 大学病院, その他 (10570773)
秦 暢宏 九州大学, 大学病院, 講師 (10596034)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 胚細胞腫瘍 / 頭蓋内胚細胞腫瘍 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
頭蓋内胚細胞腫瘍は適切な治療により長期生存が期待できる数少ない悪性脳腫瘍であるが、診断や経過の予測を行うためのバイオマーカーは存在しない。近年、microRNAが腫瘍形成の様々な過程に関与していることが明らかになりつつあるが、一方で体液中に放出される分泌型microRNAが、がんを代表とする様々な疾患のバイオマーカーとなり得るとして注目されている。本研究では、microRNA発現プロファイルに基づいて頭蓋内胚細胞腫瘍の診断を行うためのバイオマーカーの同定を目指す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭蓋内胚細胞腫瘍については、ここ数年、国内外で網羅的な大規模遺伝子解析研究の報告が見られるようになってきたが、多部位の胚細胞腫瘍や他がん種と比較すると遅れているのが現状である。さらに、バイオマーカーについては現在においてもHCGやAFPなどの腫瘍マーカーや胎盤性アルカリフォスファターゼ(PLAP)などの酵素についての報告があるのみで、同腫瘍における分子バイオマーカーの報告は皆無である。頭蓋内胚細胞腫瘍は欧米よりも本邦を含むアジア諸国で頻度が高い疾患であることから、本研究の世界に与えるインパクトは非常に大きい。
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