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脊髄損傷に対する骨髄間葉系幹細胞移植による、上位中枢神経における可塑性亢進の解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K08975
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

岡 真一  札幌医科大学, その他部局等, 講師 (70789453)

研究分担者 本望 修  札幌医科大学, 医学部, 教授 (90285007)
佐々木 祐典  札幌医科大学, 医学部, 准教授 (20538136)
佐々木 優子  札幌医科大学, 医学部, 助教 (80631142)
中崎 公仁  札幌医科大学, 医学部, 研究員 (70722461)
鈴木 淳平  札幌医科大学, 医学部, 研究員 (00572596)
長濱 宏史  札幌医科大学, 医学部, 研究員 (20725676)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード間葉系幹細胞 / 脊髄損傷 / diffusion tensor imaging / brain connectivity / 脳コネクトーム解析 / mesenchymal stem cells / MRI / 骨髄間葉系幹細胞 / spinal cord injury / brain plasticity
研究成果の概要

脊髄損傷等の神経損傷に対して自家骨髄間葉系幹細胞(MSC)を経静脈的投与することによって、神経機能が回復することが明らかとなっている。投与した細胞の作用は、損傷部位の局所的修復のみならず、より上位の脊髄、脳を賦活するメカニズムが考えられている。今回我々は、ヒトおよび動物実験モデルにおける脊髄損傷に対するMSC投与後のMRI解析、動物モデルについては組織学的解析を同時に実施し、神経回路の再編成が生じていることを明らかとした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

脊髄損傷や脳梗塞等の神経損傷疾患の後遺症に対しては、これまで有効な治療法がなく、多くの人々の社会復帰を妨げる要因となっている。我々は自家骨髄間葉系幹細胞の経静脈的投与による神経機能回復に着目し、急性期~亜急性期の脊髄損傷患者を対象とした医師主導治験を実施し、既に極めて高い有効性を示した。現在、期限・条件付きで薬機承認が得られ実際に治療にあたっている。神経機能回復は多段階にわたる機序が想定されているが未だ不明な点が多く、特に損傷局所から離れた脳の賦活化が生じることが、重要な役割を果たしている可能性が示唆され、その解明は本治療のさらなる発展に有用であると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 脊髄損傷患者に対する自家培養骨髄間葉系幹細胞(MSC)の静脈投与におけるDTI-MRI を用いた脊髄・脳 plasticity 解析2018

    • 著者名/発表者名
      岡真一
    • 学会等名
      日本整形外科基礎学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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