研究課題/領域番号 |
18K09003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
安達 淳一 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (70291143)
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研究分担者 |
西川 亮 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (90237678)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Glioma / TERT / ddPCR / glioma / droplet digital PCR / digital PCR / 遺伝子変異 / プロモーター / HRM / mutation |
研究成果の概要 |
TERT遺伝子プロモーター領域の点突然変異は、成人神経膠腫において高頻度でみられることから,診断上重要な分子マーカーである。しかしながら、TERTプロモーター領域はGC含量が高く、通常のDNAシークエンス法では感度が低いため、Droplet Digital PCR(ddPCR)法を用いてTERT遺伝子変異解析を行った。グリオーマの凍結及びパラフィン包埋組織由来のDNAに対して、 変異型と野生型プローブの存在下でddPCR増幅を行い、両者のDNAのコピー数を定量解析した。結果、両アレルのコピー数が競合なく検出された。以上から、ddPCR法は本遺伝子変異解析に対しては極めて有用な方法であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ddPCR法はサンプル内にPCR増幅される遺伝子があれば必ず増幅検出されるため、0.01%の変異DNAでも検出が可能な高感度な遺伝子変異検出法であり再現性も高い。特に変異のホットスポットが判明しているTERT遺伝子変異の解析に対しては極めて有用な方法である。
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