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神経筋接合部の機能改善を標的としたサルコペニア治療薬の探索

研究課題

研究課題/領域番号 18K09026
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

石井 久雄  名古屋大学, 医学系研究科, 寄附講座助教 (30738349)

研究分担者 栗本 秀  名古屋大学, 医学系研究科, 特任講師 (70597856)
平田 仁  名古屋大学, 予防早期医療創成センター(医), 教授 (80173243)
大河原 美静  名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (80589606)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2019年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードサルコペニア / 神経筋接合部 / 薬物療法 / 創薬
研究実績の概要

先行研究にてAgrin-LRP4-MuSKシグナリングの促進効果を認めた40種類の1次候補薬を用いて、マウス筋芽細胞株C2C12の誘導筋管におけるアセチルコリンレセプター凝集試験を行い、促進作用を示した上位6剤を2次候補薬として2次スクリーニングを行った。C2C12細胞を培養し筋管を形成した後、neural agrinとともに2次候補薬を添加し、抗MuSK抗体を用いた免疫沈降後Western blottingを行い、抗リン酸化tyrosine抗体を用いてリン酸化MuSKの発現量を、投与後30分、1時間、3時間、6時間、24時間の5段階で定量評価し、MuSKのリン酸化効果を最も認めた最終候補薬剤1種(Drug A)を選定した。また同時に得られたWhole cell lysateを用いてWestern blotting法でDok7のリン酸化作用を評価した。Drug AはMuSKのリン酸化作用を有する一方でDok7のリン酸化においては抑制的に働くことが判明した。
次いで名古屋大学神経遺伝情報学教室で作成したchrne(AChRεサブニユット)欠損マウスに対し、体重1gあたり200μgのDrug Aを0.5%メチルセルロースに溶解して出生後4週から28日間連続投与を行い、対照群(0.5%メチルセルロース投与群)と体重の推移、回転ホイールを用いて測定した1日運動量、生存日数を比較した。出生後AChRのγサブユニットがεサブユニットに置換されるためchrne欠損マウスは出生後8週~12週程度で死亡するが、薬剤の投与により運動機能の維持や生命予後の改善が期待されたものの、本試験では薬剤の有効性を認めなかった。
最終年度に予定していた老齢マウス(24月齢C57BL/6マウス)での試験の準備のため、chrne欠損マウス試験と並行して、老齢モデルマウス作成のためのマウスの飼育を行った。

報告書

(2件)
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-01-27  

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