研究課題/領域番号 |
18K09029
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
武中 章太 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (40795861)
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研究分担者 |
海渡 貴司 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (70623982)
寒 重之 大阪大学, 医学系研究科, 特任助教(常勤) (20531867)
吉川 秀樹 大阪大学, 医学系研究科, 理事・副学長 (60191558)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 安静時functional MRI / 圧迫性頚髄症 / 脳機能的変化 / バイオマーカー / functional MRI / 頚髄症 / 予後予測 |
研究成果の概要 |
圧迫性頚髄症の症状や術後改善率を頚椎MRIのみで予測することは現状では困難である.近年,安静時 functional MRI(rs-fMRI)により慢性神経疾患に対して脳機能変化を調べる手法が注目されている.28名の頚髄症患者と年齢・性別をマッチさせた健常対象群28名に対してrs-fMRI撮影を行った.取得したfMRIデータの機能的結合および局所自発脳活動を解析した.これらを用いて脳rs-fMRIを用いた頚髄症に対する予備的なバイオマーカーの探索研究を行った.これらの結果により単一の臨床スコアに対して圧迫性頚髄症の術後の神経症状の改善を世界で初めて予測できる可能性が示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
四肢の麻痺を呈する圧迫性頚髄症に対して手術の効果の予測(術後に改善を期待できるか)は現状では術者の経験に依存している部分が多い.特に発症からの期間が長い患者や麻痺の程度が強い患者については予測が難しい.今回の結果を用いると,術前の安静時脳functional MRIを解析することによって手指の麻痺の程度を表す10秒テスト(10秒間で何回グーパーができるか)の改善程度を予測できる可能性が示された.これにより患者は手術を受けるかどうかの客観的評価を術前に得られる可能性がある.今後は他の施設でも一般化できるか(外的妥当性)の検証が必要と考える.
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