研究課題/領域番号 |
18K09047
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
中村 貴 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (80431948)
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研究分担者 |
小野寺 晶子 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (90637662)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Runx2 / アルカリホスファターゼ / 骨芽細胞分化 / 細胞核機能制御 / 骨芽細胞 / 転写制御 / 遺伝子発現制御 |
研究成果の概要 |
Runx2による骨芽細胞分化の詳細なメカニズムについて検討した結果、これまで石灰化に重要であるとされてきたアルカリホスファターゼが骨芽細胞分化促進因子として機能している事を明らかにした。さらに骨細胞分化はアルカリホスファターゼによって産生されたリン酸が重要であり、骨芽細胞分化のマスター転写因子であるRunx2は必要とされない可能性が示唆された。また、その過程で頭蓋骨の直下に存在する硬膜細胞が骨芽細胞前駆細胞である可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化社会を迎えた我が国では骨粗鬆症などの骨疾患患者数の増加が問題となっており、これに対する新たな予防法・治療法の開発が求められている。本研究ではアルカリホスファターゼが骨形成を直接促進する因子である事が明らかとなったことから、アルカリホスファターゼを標的とした硬組織疾患に対する新規予防法・治療法の開発が期待できる。
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