研究課題/領域番号 |
18K09061
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
大和 雄 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (30397377)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | cckbr / nerve regeneration / bone orientation / lipid / conditioning / Cckbr / Bone quality / Apatite orientation / Hypochlorhydria / Bone evaluation / CCKBR / 神経再生 |
研究成果の概要 |
末梢神経損傷後に中枢側の神経は神経再生能が励起されるConditioning effectという現象は中枢神経再生の鍵と考えられている重要な現象である。遺伝子解析でConditioning effectと関係していると報告されているcckbr遺伝子の神経再生への関与を検討することは重要である。 そこでcckbr遺伝子をノックアウトしたマウスで正常のマウスとの比較試験を行った。マウス後根神経節神経細胞を培養して神経の再生能を比較したが有意な差は見られなかった。その後、cckbr遺伝子の骨配向性への関与について検討しcckbr遺伝子は良好な骨配向性の形成に重要であるという結果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中枢神経の再生は困難であり有効な治療法が無いことが現状である。脊髄損傷に対する有効な治療法はなく、損傷が起こりその後に2次的に損傷が拡大することを抑制することすら難しいことが現状で、再生を促すということになると手段は皆無と言っても過言ではない。 動物実験においてではあるがConditioning effectは中枢神経再生に有効な現象として報告されている。ゆえにConditioning effectに関与するcckbr遺伝子について研究することは医学発展のために大きな影響があると考える。また今回研究したcckbr遺伝子の骨配向性への関与の研究は超高齢社会の日本における骨粗鬆症治療発展に意義がある
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