研究課題/領域番号 |
18K09069
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
今井 智恵子 (野口智恵子 / 野口 智恵子) 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (90746653)
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研究分担者 |
尾崎 誠 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (20380959)
小関 弘展 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (70457571)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 術後感染症 / バイオフィルム / インプラント / 抗菌剤 / 黄色ブドウ球菌 / 生体材料 / 細菌付着 / 環境因子 / 感染 / 体内人工材料 |
研究成果の概要 |
体内に埋入する医療用生体材料は多種多様が存在し,多くの患者さんに福音をもたらしている。しかし,細菌感染を起こすとバイオフィルムを形成して難治性のインプラント感染症を発症することが社会的問題となっている。本研究では,人工材料表面への細菌付着からバイオフィルム形成に至る過程に関与する環境因子を詳らかにし,バイオフィルム形成の阻害,インプラント感染症の発生率低減に効果的な予防対策を提案することができた。研究機関中の学会演題発表は50回(その内招待講演8回)であり,論文掲載は20編(その内英字論文7編でSCIEジャーナルは6編)であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代医学において,外科手術分野で未解決の課題である感染症,特に治療に難渋するインプラント関連感染症の機序と予防法に迫る本研究の意義は大きい。時に死に至る術後感染症の発生率を低減し,長期間の薬物治療と複数回の手術に苦しむ患者さんを少しでも減らすための知見を社会に提供することができた。
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